06. 初心者がモーニング娘。'17さんの握手会へ行く。

 時代は移り変わり、ヒトゲノムの解析が終了、コンピュータの処理能力は一段跳びに上昇し、通信端末はポケットベルからPHS、携帯電話はスマートフォンへ。AIが台頭し、うなぎの生態も解明されつつある……そんな未来、誰も想像し得なかった未来がもうひとつあります。それは……

 モーニング娘。と握手が出来る___

 はじめ聞いたときはウチの父が58歳で「俺、仕事やめて小説家になる!」と言い出した時と同じくらい驚きました。(ジャンルが分かっていないのか、先日は電撃大賞に応募していました。)

 握手会といえばさまざまな場所に集結せしフォーティーエイトグループのイメージですが、モー娘。もやっておるんですな。しかも結構な頻度で開催されるということで。ていうかですね、私の記憶が正しければ、握手って手を握るって意味なんですけど!?? 触れてしまって大丈夫なんですか!? モー娘。ですよモー娘。!!! こえー…

 さて、この「こえー」ですが、三通りの意味を孕んでおりまして、まず崇高なアイドルに触れるという畏怖から来るもの。もうひとつは十歳以上下の子の手を握ることに対しての「良いんだろうか」という猜疑心から来るもの、後のひとつは饅頭です。

 いやね…昔なら素直に喜んだんだと思うんですよ。でも、今メンバーと自分の年齢逆転してますからね……まぁ……でも…一番下のイトコが12コ下なんでギリ………しかし…あ!ちょっと待ってくださいよ、そういえば先日、人が生涯で一番長く居る場所が布団の上だという話をききまして、思わず膝を打ちました。確かに1日の3分の1くらい寝てますもんね、人って。計算すると1年のうち4ヶ月は寝てますもんね。その考え方で言うと、私の場合、30年のうち10年寝て過ごしていることになりますな。つまり起きている時間は20年。寝ている時間をカウントしなければそう、私は実質20歳といっても過言ではない。ハタチですよハタチ。ハタチなら気持ち的には全然アリ!!(アリか?)……まあこの理論で言うと現在モノホンのハタチの譜久村リーダーなんかは14歳とかになっちゃうのでいずれにせよ「良いんだろうか」って感じなんですけど。とまあそんな感じで気持ちに折り合いをつけつつ、モーニング娘。'17さんの握手会に参加して参りましたので報告します。ていうかコレ5月の話なんですが……なぜ2ヶ月越しなのかというと、ちょっと私にもよく分かりません。未来は誰も想像し得なかったことが起こりますねホント!

 ちなみに実際に行ってみて結論だけ先にいいますと、直接伝えてみたいことがあれば、オッサンオバサンもめげずに! 是非行ってみたら良いんじゃないかなって思いましたよ。なんてったって、ファンレターよりダイレクトですから。

 

 

 注:握手券入手までの道が長くなっております。適宜上記目次をお使いください。

 

握手券を入手する

 まずは握手会への参加券を入手せねばなりません!!

 なんか握手会にもいろいろ種類があるらしいのですが、今回は「個別握手会」という会に参加してきました。いわゆる多くの人が想像する握手会がこれですね。

 入手経緯は業界に明るくない私のような者には新宿駅か?ってくらい複雑でして、手続きまでの道のりはまるで迷宮(ラビリンス)。メンバーに近くで会いたい、直接声をかけてみたい、小田急線に乗りたい、そういった強い意志、想いが試されているようでした。

 今回はそんなコンプレキシテー(複雑)な握手券入手方法について、ケーススタディを交えながら、みなさんと一緒にゼロから辿って行きたいと思います。

 とはいえ、他にそういう解説をしているブログなり何なりがないのは、つまり大抵の人は当たり前のように出来るということですね。分かります。

 このエントリーはプリミチブ(坊や)な子ヤギ向け、もとい私が次回もう一度申し込もうと思いたった時のための備忘録として書いているので終始ヤギ(生後6ヶ月)のレベルで進みます。ご了承ください。

 

 

ステップ1 申込みサイトへ辿り着く

 第一関門です。

 「へー、握手会なんてやってるんだ!ちょっと行ってみようかな?」とフと思い立った約99%のヤギがここで脱落します。

 しかしお任せください。生後6ヶ月のヤギはもうほぼ一人前。順を追って申し込みサイトへ行ってみましょう!

 

そもそもいつやっているのか?

 個別握手会の開催は、新曲の発売記念イベントとして位置付けられております。

 新曲が発売されたら、ハロー!プロジェクト オフィシャルサイトのイベント情報を見てみてください。イベントが開催されるようならこちらにて告知されているはずです。されてなかったらゴメン。

 ここからさらに別サイト(この時はフォーチュンミュージック)へ誘導され、CDの購入申し込み手続きをして、その抽選で当選すれば入手できるという仕組み。

 最新のは404になっちゃってるんですが、漁ったら前回のページが残っていたので参考にどうぞ。ご覧のとおり、申し込み時に会員登録をせねばならんのでちょい手間ですね。

fortunemusic.jp

 ここでのマゴツキポイントは申し込み期間が設定されていることでしょうか。申し込み時間にならないとリンクが開きませんので、時間のチェックが必要です。

 

※ちなみに今回は個別握手会に絞っていますが、他にもサイン会(専用の紙にサインを書いてもらう会)とかチェキ会(一緒に写真を撮ってもらえる会)などいろいろあるようですよ。楽しそうですね。

 

 

ステップ2 CDを申し込む

 この握手券つきCDの購入は抽選ですので、私のような情弱にもチャンスがあります。その上、1回きりではなく、なんだかんだで6、7回(?)を、2ヶ月くらいかけてやっているみたいです。さらに、同日は1部、2部、と時間で区切られており(1部45分刻み)、ねばれば全く当たらないということはなさそうです。当選確率は如何ほどか分からないものの、同じCDが2枚以上あってもな〜〜と思い、まずは1枚だけ申し込んでみました。

 

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 だめ。

 

 次のチャンスに今度は3枚で申し込んでみます。

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 だめ。結構甘くないですね!

 

 この後、6枚と増やしてだめだったので、次は10枚申し込んでみました。ここまでくれば流石に1枚くらいは当たってほしいな〜。

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いや……………………………

極端すぎるでしょ。

 

 どういうシステムになってんですか!

 もちろん当選したのは嬉しいですけど、その前に同じCD10枚もどうしよう…って感情が先に来ましたよね……ふるえるゴート燃え尽きるほどヒート……ていうかそもそも握手券10枚も持ってて使いきれるんでしょうか!? 1部が45分なので、10枚だと1枚につき4分30秒……? 分からん……普段よりスローライフを実践しているロハスなヤギは震えました。

 

 

ステップ3 CDが届く

 届きましたよ!コンパクトディスクが!

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 やったぜ!

 てっきり封入されてると思ってましたが、別紙で、あとシートで来ます。そしてこの時点で、握手出来るメンバーが判明します。

 こんな感じ。

 

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意外とバランスよく来るもんですね。たまたまかな。

ともあれ、無事、握手券を入手することが出来ました!

 

 

握手会へ行く 

 いよいよ握手会当日です。震えるヤギである私は、友人を召還しました。ともあれ、初々しさを損なわぬよう、事前に会場の様子を聞くなどはしておりません!来てもらっただけです!!

 今回の会場は、渋谷のビジネスイベントホール。渋谷と言ってもこの辺はビジネス街ですから、行きしの道も人はまばらでした。

ベルサール渋谷ファースト|フォトギャラリー|貸し会議室・イベントホール

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会場の様子

 会場のビルの中に入っても45分区切りで券を切っているだけあって、人で溢れている感じはしませんでした。思ったより静かです。ちょっと賑わってる公民館みたいな感じ。そして若い女の子が多い! 男女比は五分五分ですかね〜。一人で来ている女の子も結構居ましたよ。30歳は付き添いを連れて来ておるんですが。

 時間が近づいてくると、入場列が形成されます。列に並ぶと緊張で汗が滲んできました。

 なんていうか正直……、一人で来てたら帰ってた。

 いやー、こんな緊張するとは。今の中身は20そこそこの女の子たちですけども、モーニング娘。の看板の前にはそんなん関係なくなるっていうか。なんなんでしょうか。意識下にいろいろ刷り込まれてるんでしょうかね。

 ともかく、会話するとか高等なことは無理なので、とりあえずそれぞれ好きな所を一方的に一言だけ伝えて終わる手筈になっております。しかし取るに足らないこととはいえ、本人に直接伝えられるのはなんかスゴイぞ。

開場

 さて、開場です。中に入ると(佐藤さんはお休み中につき)12人分レーンがつくられており、その入り口にはメンバーの写真と名前が掲げられていました。「行きたいメンバーのレーンに適当に並んでや〜」ってことですねこれは。全然説明とかないんですが、直感的に分かる様には一応なっていますので、捨て身スタイルで来ても大丈夫そうです。分からないことがあれば遍在するスタッフの方に教えてもらえます。ユビキタスですユビキタス。(適当に使いました。)

 すでにそれぞれ10人から15人くらいの列になっている中の、まずは石田さんのレーンに並んでみます。なんか一番話しかけやすそうだし。

 しかし止まりませんね。汗がね。背中の汗が止まらねぇ。そんな状態の中、天の声(アナウンス)で生田さんがイエ〜イって言っているのが聞こえます。一人で来ている方も多いこともあり、おとなしくじっ……と待つファンの皆さん。生田さんがイエ〜イって言ってる。おとなしくじっ……と待つファンの皆さん。ファンのテンションが低く、レスポンスが返ってこないので生田さんちょっと怒る。

 「みんな、好きなアイドルに会いに来たんやろ!? 」

 確かに。

 でもゴメン、ちょっと今それどころじゃない。のぼせて顔が真っ赤な上、さらに呼吸が浅くなって来ましたからね。なんか典型的な変質者の条件を着々と満たしてきちゃってる気がするんですけど大丈夫でしょうか??? はやく落ち着かねば……と思っているうちに、何らかの合図とともに、私の参加する第2部がスタートです!!

握手会の様子

 続々と前の人たちがブースに入っては出て行きます。握手の様子、中で何が行われているかは分かりません(いや握手なんですけど)。入ってから出るまでの秒数も計っていたのですがスミマセン、生理学的な意味でのぼせ上がっていたおかげで忘れました。でも確か15秒から20秒くらいだったはずです。数字で見るとまあまあ長いんですが、焦りまくっていたせいで回転がめちゃくちゃ速く感じました。

 なんとか自らを落ち着かせ、とりあえず手にだけは汗が残らないようにして、順番が回ってくると、カゴの中に手荷物を入れるように言われます。空港でやってるみたいな感じ。腕時計と携帯はダメっていうのは知っていたのですが、あとは何がダメなのか分からず不安だったのでポケットの中身をすべてブチ込むという……しかし腕時計までダメっていうのは結構厳しいですな。麻酔銃でも仕込む不届き者がおるんでしょうかね!まったく! あとカメラとかはありそうですが、それで一番やべえのは眼鏡ではないでしょうか。眼鏡の民の私が言うのもなんですけど、眼鏡は気をつけた方がいいと思いますよ!ミッションインポッシブルで見ましたからね!詳しいんですよ私は!

 でまあ、その後、金属探知機を当てられ、ブースに入るという流れです。やってることだけ見るとほんとにかわいい空港ですな。金属探知機はこちらが動いて裏表にならなきゃいけないんですが、担当の方の声が聞き取れなくて手間取りました。これから初めて行かれる皆さんも、裏表になることをお忘れなく!

 入り口でスタッフの方に券を渡し、手をみせると、「1枚で〜す。」と出した枚数を言われ、中に促されます。ちなみに2枚、3枚と複数枚出すことも出来るようなのですが、アナウンスがあるまで開始何分かは1枚ずつしか使えません。

 さて、石田さんに話しかけた内容っていうのはまあともかく。

 まず、こんにちは〜って言って右手を取るじゃないですか。

 あの……左手どうすればいいんですかね??( `;ω;´ )

 右手は繋ぐので良いとして。

 無論両手で握手が礼儀としては正しいのでしょうけども。

 左手……左手は……

 無理〜〜〜触れねぇ〜〜〜〜

  仕方なく手振りでごまかしました。応援してます!つってね。グーなんか作っちゃったりして。

 終わりです。

 ホント石田さんスミマセン。この場を借りてお詫び申し上げます。

 えー、ちなみにこれが横山さん→野中さんと続きまして。大体同じです。

 横山さんは、一言だけだったにも関わらず話す内容を忘れまして、間があき、数秒でも気まずい時間を作ってしまったこと、ここにお詫び申し上げます。

 野中さんは三回目で気持ちに余裕が出て来たおかげか、あと2枚出しっていうのをやってみたのもあって割と普通に接していたんですが、ここでまさかの向こうから質問されるっていうね。もうね、それは想定外。自分の頭の中の概念に言語をマッピング出来ぬまま、連れ出されました。

 向こうもそんなことは茶飯事でしょうし、一人一人覚えてる訳も無いんですけど、折角数秒でも時間をもらうわけですから、もうちょっと有益な言葉がかけられたら良かったなあと反省です。

 はい。

 懸命な読者の方は既にお気づきのことと思います。

 3人でギブアップです。

 時間的にはどうだったかというと、10枚でも問題なく使い切れます。複数枚出すことが出来ますし、1部、2部、、と人数が制限されているのでそんなに並びません。*1

 しかしアイドルにも人それぞれ、用法・容量ってのがありましてですね。私の場合は3人……これ以上は副作用により日常生活に支障が出そうだったので私の中のドクターがストップをかけました。会場に入る前から震えていたことですし、致し方無しですね。

 意外だった(っていうのも失礼ですけど)のは、スタッフの方が皆さん人当たりがよく、親切な方ばかりだったことでしょうか。こういうイベントのスタッフというと愛想もヘチマもねぇ!みたいなのが普通なはずなんですが、皆さんスーツですし、会場も相まって、まるで会社説明会に来たかのようでしたな!まあそれは嘘ですけど、初めてで、そして一人で行ったとしても、全く心配ないと思います。

 

 

 時代は移り変わり、今やモーニング娘。とこんなに近くで交流出来る時代となりました。若干、機会が多くなりすぎな気もしますが、総務省が思い描いたユビキタス社会がモー娘。に実現していると思うと、未来だなぁとしみじみ思います。(すみませんユビキタスって言いたいだけです。)

 なにより、前にも書きましたけど、メンバーに直接何かを伝えられるっていうのは本当にスゴイと思います。私なんかは出来れば握手は選択制にして欲しいと思っちゃうんですけど(それ握手会じゃなくなりますが)、皮膚は第三の脳ともいうようですし、短い時間で情報を伝える手段としては有効なんですかねえ。反面、情報量が多くて疲れちゃいそうですけども。

 そんな感じで以上、2ヶ月前の過去からお送りしました。終わり。

 

 

*1:読み返して気づいたんですけど、そもそも45分で回せる数しか出していないはずなので、何枚でも多分使い切れると思います。